冷たい風が僕らを撫でて、暗い水面にその足跡を残していった。海は遠い向こうで空と繋がっていた。
僕らはお互いに言葉を探しているようだった。そうしてできた沈黙が悠に五分は続いていた。どうしてこの場所に来たのか、僕自身実はよく分かっていなかった。恐らく奈津美もそうだったに違いない。
「明日だよね」彼女が口を開いた。
「ああ」と僕は答えた。「朝の内に行こうと思ってる。向こうでやらなきゃいけないこともあるから」
「そっか」
「ああ」
明日の朝僕は船に乗り、この島を離れることになる。通学のために毎日乗った船だった。それも明日で最後になる。
島を出て一人暮らしを始める。ずっと考えていたことだったけれど、目の前にした今どういう感情を持てばいいのか僕はまだ分からないでいた。嬉しい。楽しい。悲しい。寂しい。どれも当てはまりそうで、でもどれも全く違うように感じた。
「休みの時とか戻って来れるの?」
「どうだろう。多分、バイトなんかで忙しいから」
「そっか」
「ああ」
そっかそっか。確認するように奈津美は呟く。
そんな彼女に何と声をかければいいのかが分からなくて、僕はただ黙っていることしかできなかった。海の中にぽつんと突き出た、今は使われない船着場。僕たち以外誰の姿も見つけられない。風と海の音だけが聞こえた。
時折僕は不安になることがあった。世界の全てに置いていかれるような、そんな気分になった。
――啓は人一倍寂しがり屋だから。
それは誰の言葉だっただろう。寂しがり屋。僕にはよく分からなかった。
「寂しくなるなあ」奈津美が小さく小さく呟いた。
僕は聞こえないふりをした。
気の利いた言葉を返すには、多分、僕はまだ子ども過ぎた。
「なあんて」僕の方を向いて、奈津美は悪戯っぽそうに笑った。「今の、ちょっと可愛かったんじゃない?」
「さあ」
むっと膨れる奈津美。それがおかしくて、僕も少し、笑った。
ずっとずっと前から
この島に降りてまず最初に確かめたのは携帯の電波の具合だった。田舎の方では全く入らないこともあると聞いていたけれど、幸いなことにディスプレイには電波の強さを表すアンテナがきっちり三本表示されていた。僕が島を離れる以前から携帯を使っている人間はいくらでもいたのだから、考えてみればそれは当たり前のことだった。
久しぶりに触れる緩やかな夕暮れは、僕にどこか妙な違和感を抱かせた。記憶の中にあるそれとの違いを、でも僕は言葉で説明できそうになかった。
僕は肩から下げていたスポーツバッグを舗装された地面の上に置いた。二泊分の荷はそう重いものでもないが、とりあえず椅子の代わりになるものが欲しかった。ここに座ってあとは彼女が僕を見つけてくれるのを待とうと思った。
「けーいっ」
腰掛けようとしたところで、僕を呼ぶ声が聞こえた。
声のした方を見る。ショートカットの女性が自転車で近づいてきていた。彼女は僕と同じ青色のジーンズを履いていた。それが少し残念で、まだ寒くもないんだから短いスカートでも履けばいいのに、と僕は思った。
僕は今下ろしたばかりのバッグをもう一度肩にかけなおして、彼女の方にゆっくりと歩いていった。急ごうとしなかったのは、多分、余裕のある自分でいたいというちっぽけな虚栄だった。
「けいっ」僕が目の前まで来ると、彼女は自転車を止めてもう一度僕の名前を呼んだ。「ごめん、待った?」
「全然。座って待とうと思ったのに、その暇もなかった」
彼女はくすりと笑った。「そっか。ごめんごめん」
僕は今のごめんの意味を考えようとして、でもその前に言うべきことがあると気付いた。
「久しぶり」
照れくささを表に出さずにいられた自信は、あまりない。
「半年振りね。元気だった?」
「ああ」僕は頷いてから言った。「そっちは?」
「この通り」彼女は嬉しそうに言った。
「そう」
「うん。元気元気」
彼女、原田奈津美と会うのは彼女の言う通り半年振りだった。それは僕が半年振りにこの島に来たということで、同時に、僕と奈津美が少しずつ大人になったということでもある。
奈津美は何となく半年分ぐらい大人になったように見えた。半年前までは毎日のように顔を会わせていたから、「久しぶりに見る奈津美」というのが僕にはひどく新鮮だった。
「けい、ちょっと変わったかも」
「そう?」
「うん」彼女ははにかむようにして続けた。「何ていうか、ちょっと大人の男の人になった気がする」
大人の男の人になった。大人の男の人。
そんな奈津美の言葉がおかしくて、僕はくくっと笑った。
何てことはない、やっぱり彼女も僕と同じことを思っていたのだ。
「な、何? 私、変なこと言った?」
「いや」僕は笑いを堪えながら言った。「僕も全く同じことを考えてた」
あ、と小さく声を漏らしてから、彼女はちょっと悪戯っぽそうに微笑んだ。それは僕の記憶にある奈津美の笑顔と驚くぐらいぴったり重なった。
「そっか」彼女は少し自慢げに言った。「私、大人になった?」
「ああ、でも」
「でも?」
「残念ながら、あんまり変わってない所もあるみたいで」
言って、僕は先に歩き出した。奈津美の家が経営する宿の位置ぐらいは、半年経った今でもしっかりと覚えている。まして、この島で過ごした最後の一年半を暮らした場所だ。
奈津美は僕の言葉と行動が分からなかったようだ。僕は構わず、一人歩いた。
しばらくして、ようやく後ろから奈津美の声が聞こえてきた。
「ちょ、ちょっと、けい! どういう意味っ!」
相変わらず面白い奴。
僕は顔に浮かぶ笑みを我慢できそうになかった。
「おかえりなさい」
和美さんはそう言って僕を迎えてくれた。相変わらず奈津美の母親だとは思えないぐらいに落ち着いた人だった。
「お世話になります」
僕は小さく頭を下げた。それを見て、和美さんはふふっと笑った。
「ただいまって言って欲しかったところだけど」
「そうよ」と、奈津美も続いた。「ここは、けいの家なんだから」
僕はそれに、曖昧に頷くことで答えた。
「けい」
宛てがわれたのは、半年前まで僕が使っていた部屋だった。荷物を置いてとりあえず一息つこうとしたところで、奈津美の声がかかった。
「お風呂準備できてるから、先に入ってくれば?」
何をするでもなくここまでついて来た奈津美は、ようやく自分の仕事を見つけたのか、あるいは思い出したのか、僕にそう提案した。
「どっち?」
「好きな方でいいよ。お客さんいるから大浴場の方も大丈夫」
ここには浴場が二つある。原田家が使うための一般的な内風呂と、客用のいわゆる大浴場。大浴場とはいっても、本当のところは中浴場ぐらいだと僕は昔から考えている。
「で、入るの?」早く決めなさいよ、と目で訴えながら奈津美が言う。
奈津美の態度はあまり面白くないけれど、その案は確かに魅力的だった。一度腰を落ち着けてしまえばもう動きたくなくなってしまうのは目に見えている。
「うん、大浴場の方行ってくるかな」
「そ」
「行ってくるけど、でも」
そこで言葉を区切って、僕は奈津美の顔をじっと見つめる。風呂に行く前に、どうしても言っておかなければいけないことが僕にはあった。
「な、何?」奈津美は聞いた。
「奈津美」
「う、うん」
目を見ながら、僕は言う。
「旅館の娘だからって、覗くなよ」
「……はい?」
間抜けな奈津美の顔に僕は満足して、持ってきたバッグを開き、入浴の準備を始める。
「ああもう」奈津美は、しゃがんでいる僕の背中を蹴った。「バカ。ほんとバカ」
肩を怒らせながら、奈津美は部屋から出て行く。
それを見送ってから、僕は忍ぶようにして笑った。背中の痛みは全然気にならなかった。
風呂の中で、少しだけ昔のことを思い出した。
両親が死んだのは、僕が高校二年の時のことだ。
この島には高校が無かったから、島に住む子供のほとんどがそうするように僕も毎日船で本土の学校まで通っていた。
十月。夜の間に大きく進路を変えた台風がこの小さな島を直撃した。島中が大変な状況に陥ったらしい。らしい、というのは、後で人に聞いた話だからだ。僕はその時ちょうど本土の友人宅で、テスト勉強会という名目で遊び呆けていた。
島に戻ってきた僕を待っていたのは、土砂に潰された家と、両親の遺影だった。それからのことはよく覚えていない。
両親の死から二年。高校生だった僕は、今、本土で一人暮らしをしながら大学に通っている。
両親のいなくなった僕に居場所を与えてくれたのは、母の妹、和美さんと、その夫の聡史さんだった。僕が無事に高校を卒業して大学へ進学できたのはこの二人のお陰だった。どれだけ感謝しても足りない。と同時に、だからこそ申し訳なくも思う。
進学を理由に本土の方で一人暮らしを始めたのが三月のこと。海を挟むとはいっても日帰りも可能な場所に住んでいるのに、それからの半年間、僕は島に一度も戻って来なかった。
そんな僕を、でも、二人は咎めようとしない。多分この島で両親を亡くした僕の心情と、大学の授業やバイトでなかなか身体の空かない現状とを考慮してくれてのことなのだと思う。ろくに顔も出さない現状を悪く思いながら、僕は二人の優しさに甘えている。
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和美さんの用意してくれた朝食を取り終えた僕は、それに対する感謝とともに、今からちょっと外に出てくることを伝えた。
「お昼はどうする?」と、和美さんは聞いた。
「その頃には多分戻ってきますから、お願いできますか?」
「分かったわ。いってらっしゃい、啓」
どこに行くのか和美さんは訊ねようとしなかった。僕の目的を察した上で、あえて聞かないでいてくれたのだろうと思った。
奈津美はまだ起きて来ないようだった。休みの日には昼過ぎまで布団の中で過ごすことを信条とするような奴だったけれど、半年経った今でもきっとそれは変わっていないのだろう。
いってきます。言って、僕は家を出る。
両親が眠る墓地は、ここから二十分程歩いたところにある。自転車を借りることも少し考えたけれど、結局やめておいた。久しぶりの道をゆっくり歩こうと思った。
盆に至るまで全く顔を見せなかった息子を、二人はどう思っているだろうか。歩きながら、僕はそんなことを考える。怒っているだろうか。悲しんでいるだろうか。それとも呆れているだろうか。
自分でも親不孝な子どもだと思う。
でも、そう。
僕は、怖かったのだ。
墓は奇麗に整えられていて、隅の方にまで掃除が行き届いているようだった。きっと和美さんや聡史さん、それに奈津美が一足先に参ってくれていたのだろう。
ほとんどすることもないけれど、一応、形だけでもと墓の周りを箒で掃く。
花立てには既に生花が活けてあった。水を新しいものと変えて、僕が持ってきた花は墓前に添えておく。
墓石に水をかけて、線香を上げる。
僕は手を合わせる。目を瞑る。何も考えずに、ただ、手を合わせる。
そうすることで父さんや母さんが本当に喜んでくれるのかは、分からなかったけれど。
すぐには家に戻らず、しばらく島内をぶらつくことにした。墓参りを終えた今、特にやりたいことがあるわけではなかった。
見上げれば、青い空に少しの白い雲が目に映った。今日も昨日に続き、いい天気になりそうだった。墓参りに関わるちょっと鬱々とした気分も、こんな空気に中てられればどこかに吹き飛んでしまいそうだった。
見覚えのある景色がどこまでも続いていた。記憶にある故郷の晩夏に違いなかった。どうやら半年やそこらで大きく変わるものではないらしい。それが、嬉しかった。
僕は立ち止まり、大きく深呼吸をする。半年前までは気づかなかった「島の匂い」のようなものを、確かに、感じた。懐かしいような、温かいような、少し切ないような、それは確かに僕の生まれ育った場所の匂いだった。
色々なことが思い出された。
若手漁師で一番の腕、と評された父さんのこと。何度か船に乗せてもらったこと。そこで見た父さんの姿。
料理が上手で、誰よりも優しかった母さんのこと。でも怒る時は誰よりも怖かったこと。
毎日の暮らし。この決して大きくない島で過ごした十八年間。
そして、その全てに――
ふぅ、と小さく息をついて、僕は再び歩き出した。
「お墓参り、行って来たんだ?」
突然、後ろから声がかかった。
「ああ」と、僕は振り向かずに答えた。「今まで顔出さなかったし、本当はこっちに戻って来て、すぐにそうするべきだったんだろうけど」
「そっか」
「ああ」
いつかと同じ、使われなくなった船着場に僕はいた。僕の座る隣に、奈津美が腰を下ろした。
「けいって、この場所好きだよね」
「そうかもしれない」と、僕は言った。「静かだし、誰もいないから」
「じゃあ、もしかして、私、邪魔だったり?」
「その時は邪魔って言う」
「うわ、ひど」
いつも通りのじゃれ合いが何だかおかしくて、僕はくすくすと笑った。釣られたのか、奈津美も同じようにして笑った。
「まだ昼前なのに、今日は起きるの早いのな」と、僕はからかうつもりで言ってみる。
「ていうか」
奈津美はちょっと拗ねるように、口元をほんの少しだけ尖らせた。「外に出るなら起こしてよ。私も一緒に行ったのに」
藪蛇だったらしい。僕は少し後悔した。
「一人になりたかったんだ」と、僕は言った。嘘ではなかった。
「そんなの、わざわざ今じゃなくても、向こうでいくらでもできるじゃん」
「そういうのとはちょっと違うんだって」
「そうなの?」
「そうなの」
まだ納得していないという様子の奈津美。
だから、僕は話を逸らすことにした。
「奈津美」
「なに?」
「好きな奴とかできた?」
僕がそう言うと、奈津美は深くため息をついた。僕の記憶にある限り、一番深いため息だった。
「けい、あのさ」
「ああ」
「それを、けいが言うかな」
「言わないかな?」
「普通言わない」
はぁ。奈津美はもう一度ため息をついた。
自分から振った話題だったのに、僕にはこの後どう会話を続ければいいのか分からなかった。そもそも、どうして自分があんなことを口走ったのかイマイチ理解できていなかった。
「けいは、さ」と、奈津美が言った。
「ああ」
「絶対、私のことが好きだと思ってた。ていうか、思ってる」
「自意識過剰」と、僕は言った。
「そんなことない」奈津美は言った。「そんなことない」
「そっか」
「うん」
あー。奈津美が大きく伸びをした。
そろそろ帰らない? 私お腹空いた。朝から何も食べてないし。続けて、奈津美は言った。
ああ、そうしようか。言って、僕は立ち上がった。
また、この場所に来た。夜の船着場には、やはりいつかと同じように風と海の音だけが流れていた。
あれから奈津美と二人家に戻って、和美さんが作ってくれた昼食を取って、特に何をするでもなくだらだらと過ごした。奈津美は全くいつも通りだった。あるいはそう見せていたのかもしれないけれど、少なくとも僕の目には普段の彼女と何も変わらないように映った。
昼間は気づかなかった背後からの足音に気づいたのは、多分、僕がそれを予想していたからだろう。
「奈津美?」
「うん」
「どうした?」
「うん」と、奈津美は言った。「別に。ただ、けいが一人じゃ寂しがるだろうと思って」
「そっか」
「うん」
「けいは寂しがり屋だから。私がそばにいてあげないと、さ」
ああ、そうだ、思い出した。
あれは、他の誰でもない、母さんの言葉だった。
『啓は人一倍寂しがり屋だから。だからそばにいてあげてね、奈津美ちゃん』
僕は目を瞑って深く呼吸をした。
そうして思い出す色々なことの全てに――目の前の奈津美がいることを、改めて確認した。僕たちはいつだって一緒にいた。
「ずっと考えてたんだ」と、僕は言った。
小さな頃から、ずっとずっと考えていたことだった。
奈津美と、そして僕自身のこと。
昔は、ただ、漠然と、奈津美と一緒にいる将来を想像していた。
父さんと母さんがいなくなって、奈津美と一緒に暮らすようになって、和美さんや聡史さんの暮らしを目の当たりにするようになって。その漠然とした想像は、突然、僕の中でリアルなものになったのだった。
「そしたら、怖くなったんだ」と、僕は正直に告白した。
「うん」
「このまま奈津美と一緒にいて、それで、結婚して、子どもができて、そういうのが全部当たり前に思えた。そんな風に考えちゃ駄目だって分かってるのに、考えないようにしようとすればする程、時間が経てば経つ程、奈津美がいる将来以外が想像できなくなっていった。好きとかそういう気持ちが本当にそこにあるのか分からなくなって、それが、僕にはすごく怖かった」
とても身勝手で傲慢な考えだという自覚はあった。でも、僕は試さずにはいられなかった。僕が奈津美に抱いている感情は何なのか。状況が変わっても、同じ気持ちでいられるのか。
「うん」と、奈津美は言った。「だから、私を置いて、島を離れたんだよね」
私を置いて、のところにアクセントを置いたのはもちろんわざとだろう。
僕は素直に認めるしかなかった。
「ああ」
「で、どうだった? 半年間私から離れてみて」
奈津美はどこか楽しそうだった。答えを分かった上で聞いているに違いなかった。
僕は頭を振った。
「やっぱり」
「やっぱり?」
「奈津美がいないっていう将来を、想像できなかった」
「もっと素直に言えばいいのに」
彼女は少し不満げだった。
だから僕は、もう少し素直になった。
「自分の気持ちに自信を持てた」
「もっと素直に」
覚悟を決めて、僕は言う。
それは、ずっとずっと前から、分かり切っていたことだった。
「奈津美のことが好き」
「うん、知ってる」と、奈津美は言った。「ずっとずっと前から、知ってる」
「そっか」
僕がそう呟くと、奈津美はくすりと笑った。
「酷いよね、けい。そういう私を知ってて、こんなことするんだもん」
「最低だよな、けい」
「うん、最低だよ、けい」
「嫌いになる?」と、僕は聞いてみる。
「もしそうなれるなら、とっくの昔になってる」相変わらず楽しそうに、奈津美は言った。
「違いない」
そう言って、僕たちはくつくつと笑い合う。
風と海と、お互いの笑い声だけが聞こえた。これからもずっとこうやって笑っていられたらいい、なんて、そんな柄にも無いことを考える。
「明日こそは一緒にお墓参りに行かなきゃ」
悪戯っぽく、奈津美は笑って。
「けいのことは任せてください、って」
「それじゃ僕が駄目な奴みたいだ」
「違うの? こんな回りくどいことしといて」
「違わないかも」
その時、ようやく僕は報告できるだろう。ずっとずっと前から、二人に伝えたかったことを。
あなたたちの息子は、今、確かに幸せです。
もっと幸せになれるよう、がんばっている最中です。
奈津美と二人、これからも一緒に。
Web小説コンテスト 4 掌編部門 出展。99作中20位。ありがとうございました。
もうちょっとよく書いてあげられた気がします。精進精進。
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